INFORMETION カスタマイズ 鋳造技術の展望

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FLOW-3DCAST_Application 
製品概要 最適toolとして                  
FLOW-3DCASTは、FAVORTM(Fractional Area Volume Obstacle Represention)と呼ばれる手法で複雑な幾何形状を直交格子上に構築する。FAVORTMは、個々の要素における平均的な物理量と調和し、複雑な幾何形状を表現しながら、直行要素の簡便さを保持している。鋳造シミュレーションツールである。

FLOW-3DCASTは、鋳造法案設計において経費削減に大きく貢献するツールであり、
FLOW-3DCASTは、鋳造エンジニアの経験と専門知識をさらに高める。

新しい開発や、試作時のコスト削減を実現するツールとして、金型修正案、新しい開発効果、品質、生産性を実際の生産にはいる前にシミュレーションにより確認すること、また改良することを目的として使うことができる。
FLOW-3DCASTは、鋳造生産品にとっても、鋳造エンジニアにとっても最適な、
そして価値のあるシミュレーションツールである。
ダイカスト                  
高圧ダイカストでは、部品の多くは薄肉のため、メッシュによる形状表現に多くの計算セルが必要とされる。
高圧ダイカストでは、溶湯は高圧、高速度で流入させる必要があり、結果として溶湯の噴霧化、空気巻き込み、酸化皮膜による多くの欠陥が生じやすくなる。

FLOW-3DCASTでは、独自のTruVOF法を用い溶湯の流動解析を行い、高精度湯流れ解析が実現し、自由表面輸送は、シミュレーションソフトの中でも特化されている。
ダイカスト_充填解析                

 

高圧ダイカストのモデル化において最も難しいのは高圧かつ高速度で射出された溶湯の挙動を正確に追跡すること。どのソフトにおいても噴流状の溶湯が引き起こす様々な欠陥を予測するのは、非常に難しい。

しかしFLOW-3DCASTでは、欠陥を予測し、高圧ダイカストの問題もいとも簡単に解くことができる。

ダイカストにおける充填問題に関するモデル
・空気連行モデル
・酸化濃度輸送モデル
・キャビテーション発生モデル
ダイカスト_凝固解析                  

FLOW-3DCASTは製造部品の品質向上を計るツールである。
*FLOW-3DCASTは、品質に影響を与える引け巣の予測、凝固時に発生する偏析を
評価する。
*FLOW-3DCASTは、詳細な温度履歴を持つ。冷却管の追加や修正、初期温度の変更など条件変更にも利用される。 

左図では赤は完全凝固を示し、部品の薄肉部は速く凝固し、厚肉部は凝固が遅れる様子を示している。

FLOW-3DCASTは、充填完了時における温度分布を示す
左図では、薄肉部分の温度が低下していることが分かる。
ショットシリンダー                  
   

FLOW-3DCASTではシリンダー内の最適射出速度を解析する。
高圧ダイカストでは溶湯の高速充填のためにショットシリンダー使われている。その多くは水平に設置され、ピストンで溶湯を押し込み、シリンダーの端部から溶湯を射出する。

ショットスリーブ内では、凝固による未充填や内部欠陥を避けるため、できるだけ速く溶湯を射出することが望まれる。反面、速すぎるとシリンダー内で溶湯が多くのガスを巻き込み、内部欠陥の原因となる。

左図では、空気連行量を減らすようにピストン速度が変更された。カラーは表面酸化物濃度を表している。ピストンストロークの最後で表面酸化物は比較的小さなボリュームで押し込まれていく。

ダイカスト_熱サイクル                  

FLOW-3DCASTでは溶湯の充填、凝固による金型の加熱、スプレー、エアブロー、冷却管による冷却を考慮することができる。
ダイカストでは大量生産により同じ金型が繰り返し利用されるため熱サイクルはダイカストの解析には不可欠。
鋳造の各プロセスを通して金型の正確な温度分布が必要となる。

左図は、7サイクル目の金型温度分布を示す(概ね温度定常)。冷却管は金型表面における温度低下位置にあることが分かる。

重力鋳造                  

FLOW-3DCASTは、砂型のような一般的な型を含めたモデル化を行う。
重力鋳造は、一般的に鉄、銅、真鍮、アルミニウム等から成る大物製品を鋳込む際に利用される。
ダイカストに比べて充填過程における溶湯挙動の乱れは少ないが、充填時の空気巻き込みや、収縮による欠陥で品質への影響がある。

FLOW-3DCASTは、溶湯界面の輸送、欠陥位置、温度変化を正確に予測することができ、充填完了後は凝固収縮などのモデル化が可能。
左図は、重力鋳造の充填解析(表面温度コンター)

重力鋳造_充填解析                  
FLOW-3DCASTは、正確な充填挙動、正確な温度分布を解析する。
充填パターンや欠陥等を分析するには、鋳造工程における充填挙動が肝要となる。
例えば、欠陥部分がオーバーフローに流れていくか、製品部分に残ってしまう蚊などが検討課題となる。
FLOW-3DCASTは、実際の生産前に提案された設計での充填挙動を確認することができ妥当性の評価、コスト削減、生産時間短縮を生み出す。
FLOW-3DCASTは、精度良く酸化物欠陥や空気連行の追跡をするだけでなく、精度良い充填挙動のの解析は、正確な温度分布を示す。この温度分布は、凝固過程においても重要で、次の凝固解析に反映される。
重力鋳造_凝固解析                  
FLOW-3DCASTは、偏析、熱応力、マイクロポロシティの予測を行う。
凝固時におきる偏析、熱応力、マイクロ及マクロポロシティが、
最終的に製品品質を下げる。

重力鋳造_中子ガス                  
FLOW-3DCASTは、砂型中子おける樹脂粘結剤から発生するガスをモデル化する。
中子は、粘結剤の消失により中子の強度が低下する。
FLOW-3DCASTは、充填時及び凝固時に中子からのガスを考慮し溶湯への放出を予測
FLOW-3DCASTでは、このガス欠陥は、ガス流れ及び圧力と共に計算される。
重力鋳造_フィルター                  
FLOW-3DCASTのポーラスメディアモデルでは線形もしくは2次の流動抵抗やフィルターとの熱伝達、方向性、毛管力などの影響を考慮した解析を行うことができる。
溶湯内の不純物の除去や注湯時の整流のため、多くの鋳造所では、フィルターを使用している。


ロストフォーム鋳造                  

ロストフォーム鋳造は薄肉で複雑な形状や、精密部品の生産に欠かせない鋳造方法の1つだ。砂型に粘結剤をほとんど使用しないので、砂型の再利用が可能でありコスト削減に有効。

この鋳造法が有効に活用されるには高い制御技術が要求されるが、
FLOW-3DCASTは、ロストフォーム鋳造を解析するための特別なモデルによりユーザーは
フォームの消失を伴う溶湯の流動から凝固、さらにフォーム残留、湯境などの欠陥予測も
解析可能。

ロストフォーム鋳造_充填解析                
鋳造における多くの欠陥は、充填時に溶湯が巻き込む空気に起因する。
ロストフォーム鋳造では充填時にキャビティを埋めているフォームを燃焼していくことで溶湯界面を健全な状態に保つことができる。

FLOW-3DCastのロストフォームモデルは充填過程で必要となる注湯温度や圧力、ゲートサイズや位置、フォームの材質など、設計に必要な情報が得られる。

シミュレーション結果とX線写真評価(左がX線写真)
ロストフォーム鋳造_凝固解析                  

凝固解析を行うことで製品の品質に影響を与える偏析やミクロポロシティ、
マクロポロシティなどの欠陥を予測する。

左図は、アルミエンジンブロックの凝固解析の結果を示す。
凝固界面位置を示す、最終的にこの位置に引け巣が現れる。


ロストフォーム鋳造_密度分布                  

左図は、X線ビデオから得られた写真とシミュレーションでの充填挙動を示す。湯先中央にくぼみが確認できる。

フォームパターンはビーズをガスと共に型に吹き込み作成される。このとき詰め込まれたビーズの密度を制御することは困難で、充填密度は通常で±20%のばらつきがある。さらに大きくなることも珍しくない。
FLOW-3DCASTではフォームパターンの密度変化を評価することができる。
フォーム密度は、熱容量として密度と比熱を掛合した値を用い温度上昇に必要な熱量を制御し、残留物評価においてもFLOW-3DCASTで評価された密度が使用される。

ロストフォームパターンの挙動
X線によりフォームへの充填挙動において興味深い現象が確認された。
・フォームの融解が遅いと、溶湯がすばやくフォーム中に流れていく(通常の4〜5倍の速さ)。
・ 溶湯の充填は局所的で、先に充填した溶湯が横に広がり湯境のような欠陥が生じる。
・局所充填はフォームの密度パターンに大きく影響を受ける。
・フォームが正常に融解する場合は湯先は滑らかな挙動を示す。湯境欠陥は減少。

密度のばらつきが起こる理由
密度のばらつきはビーズが急激に冷却される壁や、ビーズが吹き込まれるブローホール近傍で起こりやすい。本現象は密度変化を伴うどのモデルにも対応する必要がある。

連続鋳造    

連続鋳造は、溶融スチールからインゴット片もしくは圧延前の厚板を作るプロセス
1.溶融スチールは鋳造機のラドルから、移される。
2.ラドル下面のシャッターが開きタンディッシュ、さらに型へと制御された流量で溶湯が流れていく。
連続鋳造導入以前のスチールは静置されたインゴットの型に注湯されていた。
1950年代連続鋳造が導入されると改良が進み、より高品質、生産性、コスト削減が成し遂げられた。
現在FLOW-3DCASTを利用することで、環境保護に考慮した費用と時間コストの削減が
実現する!

タンディッシュモデル化_ラドルの変更
左のシミュレーションでは溶湯の流入し、温度の変化、温度上昇と界面の動きが確認できる。

タンディシュの工程で、最適化を目的とした様々な課題が挙げられる。
・鋳造立ち上がりにおける空のタンディッシュへの充填、・ラドル変更による溶湯流入時間
・ラドル変更後における運転レベルでのタンディッシュ充填量、・運転終了までの温度分布
・粒子流動、乱れた非対称な流れ、幾つか使用されていない型がある場合

ヘルシンキ工科大学の冶金研究所は連続鋳造における熱伝達や材料物性の数値モデルにおいて実績があり、製造工程から生産性、品質の向上にタンディッシュや、型の中の流れがいかに重要であるかを調査した。
☆ヘルシンキ工科大学の冶金研究所の研究員Sami Vapalahti氏の調査
・ラドルと型の間における容器の役割
・一定で連続的な溶湯供給・不純物の分離・均質なスチールの供給(温度、構成物、動的挙動の一貫性)・タンディッシュの最適化の評価・タンディッシュ形状・残留時間の変化(溶湯の高さ、充填率)
タンディッシュのモデル化_粒子の分布
タンディッシュが運転レベルまで充填されるとタンディッシュへの流入速度は通常の運転速度の3倍になる。この過程を解析する。粒子が界面のスラグに到達するために形状を変更すべきか銅かを検討することができる。

遠心力鋳造  
型が軸に対して高速回転し、溶湯を注いで充填する。
溶湯は遠心力により壁面へ押され、冷却されるとそこで凝固が進む。


遠心力は溶湯に対する力として軸中心からキャビティ空間に全体に働く。充填時の加圧の効果が生じる。複雑な形状においても十分湯がいきわたり、精密鋳造などで良く利用される。
傾斜鋳造  

傾斜鋳造では型を水平にし、取瓶に溶湯を準備して、鋳造機が型を立ち上げることで
溶湯がキャビティに注がれる。この傾斜鋳造は様々な製品形状に対して有効。
左図では、薄肉部分への湯流れのようすを表している。FLOW-3DCASTの非慣性リファレンスフレームにより型の回転を模擬している。

半凝固 半凝固鋳造は高品質なアルミ合金の製品を作る上で利用されている。
緻密で樹脂状結晶の少ない連続鋳造で得られた原料を再加熱し、鋳造に備える。
半凝固の適切な温度のもと、ダイカストと同じような工程で合金は金型へと射出される。
粘性が高く射出速度は一般のダイカストに比べ遅くなる。この充填過程では、ほとんど乱流なしの状態であり、ポロシティがほとんどない製品を作り出す。
これらのパラメータはFLOW-3DCASTの半凝固モデルで設定することができる。
ショットスリーブとラドル  

FLOW-3DCASTの移動物体

この流体-構造の連成モデルは様々な応用例を持つ。
ここではラドルとショットスリーブの応用について
・移動に制限なし ・障害物は自由な運動、強制的な移動、回転を与えることができる。
・直線、回転を時間テーブルで入力できる。
・移動の範囲は回転軸、点回り。

左図は、ショットスリーブによるツリー型キャビティへの充填

左図は、シリンダーヘッド解析
欠陥予測 空気連行
FLOW-3DCASTの空気連行モデルは、重力鋳造の注湯時のように巻き込まれる空気を
評価するのに使用される。
最新のモデル化ではさらに物理現象に即応し、浮力による上昇、界面到達時の開放などが考慮されている。

湯口及びランナーのシステム
重力鋳造では通常、湯口-ランナーを用いて型への注入を行う。充填の初期段階では溶湯の飛散量が重要。この工程で空気巻き込みが起これば、溶湯内に輸送され最終的に致命的な欠陥を生じる場合がある。
左図ギアハウジングにおける空気巻き込み量を表す。
左図は、サポートアームにおける空気巻き込み量
このアプリケーションでの確認は、簡易的に直方体の形状が使用され、製品部20cm×10cm×1.64cmで22.2高さの湯口、25cm長さのランナーからなる形状を利用。


スカラー濃度を使った空気連行の総量を示す。

溶湯挙動への影響なし

浮力、界面からの開放を考慮した結果を示す。
欠陥予測 コアガス_鋳鉄及びアルミニウム製品
砂型におけるバインダーは溶湯の熱によってガスを発生させる。
適切に配置されたベントがないとガスは溶湯部に入り込み大きなガス欠陥を引き起こす。
特に温度上昇しやすい薄肉部やベントまでの距離が長い場合に発生する。

FLOW-3DCASTのコアガスはガス欠陥の予測はもちろんのことバインダーからのガスを安全に排除するベント位置の設計に役に立つ。

コアガスモデルは鋳鉄、アルミニウムでのバインダーによるガス欠陥の予測を行う。
左図は、鋳鉄製品における中子とガス圧の様子を表す。
(サドル状の中子ではベントが効かず圧力が高くなっている。)
左図は、アルミニューム製品
コアガスモデルは充填及び凝固モデルに対応し、充填過程から最終充填までの
ガス発生も解析する。
左図は、充填中におけるガス発生を示す。
欠陥予測 金型侵食

FLOW-3DCASTでは、高圧ダイカストの充填時における金型侵食のモデル化を行う。
溶湯圧力は速い流れの箇所で下がり、キャビテーションが発生し、
金型が侵食する可能性が生じる。

FLOW-3DCASTは流体の圧力とキャビテーション圧力との差から、キャビテーション位置を予測する。
金型侵食が最も発生しやすい指数:
圧力差が大きくかつ、領域が狭い箇所。

欠陥予測 欠陥追跡
FLOW-3DCASTには充填過程においてどこに欠陥が発生しやすいかを予測する
欠陥追跡機能がある。

代表的な表面欠陥は、溶湯界面の合流による湯境に生じる。
FLOW-3DCASTでは、溶湯の流れにあわせて移動、分散していく様子を確認できる。
左図では、ロストフォーム鋳造での表面欠陥を予測している。
FLOW-3DCASTでは、ロストフォーム鋳造における欠陥予測を独自にモデル化する。
空気連行、酸化物も同様に考慮することができる。
左図では、ダイカストにおける酸化濃度の最終位置を示す。
欠陥予測 マイクロポロシティ
鋳造品は内部のガスによるポロシティや凝固収縮による引け巣で欠陥品を作り出す。
大きなポロシティは鋳造時の綿密な設計や、溶湯補給のための押し湯などで
回避することができる。


左図は、アルミニウムにおけるマイクロポロシティの予測を示す。
欠陥予測 マクロ偏析

マクロ偏析は凝固過程における拡散、対流など溶質元素の輸送によって生じる。
FLOW-3DCASTでの偏析モデルは2成分での合成で開発が行われ、
溶質の浮力効果も考慮されている。

左図は、スチール(0.42%C)での浮力効果を示す。(赤:炭素濃度が高い箇所を示す。)
固相/液相面での炭素の分離から溶湯内での炭素濃度が高まる(平均分配係数0.19)。
熱と炭素濃度による密度変化から自然対流が生じ、炭素濃度は比較的上方に集まっているのがわかる。

欠陥評価 凝固

FLOW-3DCAST合金凝固モデル:潜熱、凝固遷移域の特別なモデルが考慮されている。
FLOW-3DCAST凝固モデルは様々な鋳造プロセスに応用されている。

<凝固時における、固相/液相の2層モデル化>
・凝固初期は、凝固結晶が分離した形で発生している。
・固相/液相の混合流は、1つの流体として移動する。
・そのとき粘性効果は純液相時に比べ大きくなる。
・固相率依存で取り扱う。
・固相率が固着点に到達したとき凝固結晶は型に付着、静止状態となる。
・このとき流れは結晶間の流れ(ポラスメディア内での流れ)
に変わりダルシー則に基づく抵抗でモデル化される。
・流動限界固相率に到達すると半凝固状の溶湯は流動しなくなり、硬化する。
(ここでは抵抗が無限に大きくなるモデル化が行われる。)
・凝固過程は進行するが、溶湯は完全に固まったものと見做される。

欠陥評価 凝固モデルのFLOW-3DCASTの様々な物理モデルとの併用 
充填時及び冷却過程での適用
・マクロ偏析の予測:

・マクロ、マイクロポロシティを評価:

・ポロシティを総合的に評価:


・評価指標の利用:

・熱応力モデル:

・ドリフトフラックスモデル:

・特別な数値開放モデル:



2成分合金の偏析モデルでは、熱及び溶質濃度の密度変化による対流を考慮

凝固収縮による引け巣、マクロ、マイクロポロシティを予測し欠陥品の減少する。

酸化濃度や空気連行モデルとの併用によりポロシティを総合的に評価

1次、2次樹脂状結晶など様々な評価指標が利用できる。

応力、変形が解析できる。

半凝固時の凝固過程においてドリフトフラックスモデルにより液相と固相を分離する

熱伝達の陰解法、速度計算のスキップなどの特別な数値解法モデルが用意されている。
(特に速度計算のスキップは充填完了後、溶湯の流れを無視できる場合に効果的!)

欠陥評価 熱応力
FLOW-3DCASTの熱応力モデルは鋳造解析の応用範囲を拡大する。
熱応力は不均一な冷却により発生する。
これらの熱応力は型の壁面近傍での収縮や、型変形を発生させ、
これらは大きな製品に強く現れる。
FLOW-3DCASTはこれらの応力を予測する。
熱応力モデルはVersion9.3より組み込まれている。(温度変化による膨張、収縮が考慮)
欠陥の元となる応力は、膨張・収縮を伴い凝固領域で発生する。

弾性応力の計算
一旦温度が固相点以下に達すると弾性応力モデルが起動し、各Time step毎に弾性応力が計算されていく。速く凝固する領域(狭い領域や、壁近傍)では速く収縮する。
溶融状態の溶湯は応力は0、さらい降伏値を設定する。
これにより応力を緩和することができる。

全ての弾性特性は温度依存を与えることができる。

   
   

Version9.0   Version9.1  Version9.2   Version9.3  Version9.4 Version 10.0

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