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INFORMETION | 宮本の開発 | 鋳造技術の展望 |
株式会社CFD研究所 |
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鋳造技術の展望
ダイカスト金型の損傷とその対策
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静岡大学工学部 教授 中村保教授 |
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| 図６には、寸法変化率の試験結果を示す。水溶性離型剤はWF油性離型剤に較べて、スプレー塗布時に約10倍という 大きな収縮の寸法変化率を示し、塗布完了後は急激な伸びの寸法回復を示す。すなわち水溶性離型剤の塗布時の 急冷により外表面には大きな引張りの熱応力が働くと推定される。一方、WF油性離型剤では、その寸法変化率は 1/10であり、熱応力の発生がかなり小さくなると推定される。すなわち、WF油性離型剤では熱応力の発生は小さく、 金型のヒートチェックを発生しにくくなり、金型の長寿命化に対して非常に好ましいものと考えられる。 |
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| 表４ WF油性離型剤と水溶性離型剤の成分及び物性値 | |||||||
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| 表５ 離型剤塗布試験条件 | |||||||
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| 表６ 実量産鋳造条件 | |||||||
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| 時間(sec) |
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| 図6 WF油性離型剤塗布後の経過時間と寸法変化率の関係 | |||||||
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